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こんにちは、ちゃーこです。
私が口の中のできものを取った経験です。
口の中にできものができて困っている方、これから病院に行かれる方の参考になれば幸いです。
Contents
内頬を噛むことで成長するイボ
もういつ頃からかわからないくらい前から私の右頬内側にイボがいる。
「できもの」なのですが、長年「イボ」と呼んできたのでイボと表記します。
頬の内側に飛び出ているので、
噛む→腫れる→噛む→腫れる…の繰り返し。
徐々に成長してきている。
当然成長すれば噛む確率も上がるという負のスパイラル。
まだ大丈夫、病院苦手だし…と病院を避けてきました。
しかし、あまりに噛む頻度が上がってきた。
歯が噛みあうその軌道上にイボがある。
そりゃあ噛むよね、っていう状態まで成長してしまいました。
ちょっとモザイクっぽく加工しても絵的に汚いですね、すみません。
病院に行く決意
ここまで大きくなってきて心配になってきたのが、
「今はどう見てもイボだけど、これって悪性になったりするのかな?」
ということ。
一度そう思ってしまったら気になってしまう。
そんな時体調を崩す。
ちょうど息子の大学受験が終わり、気が抜けたのだろう。
体中が痛くて動けなかった。
そして体調が回復してきたころに、イボの後ろ辺りに痛みと違和感が。
鏡で隅々まで見てみると、イボの後ろが白くボコボコとしてただれている感じ。(奥過ぎて写真は撮れず)
口内炎にしては広範囲だしこんなの見たことない。
しょっぱいもの、熱いもの、辛い物が痛い。
それでも1ヶ月様子を見てみる。
治らない、もう1ヶ月様子を見てみる。
治らないなぁ、こりゃ自然に治らなそうだと諦めて病院行こうと決意。
口腔外科がある近所の歯医者さんへ
幸運にも近くに口腔外科がある歯医者さんを見つけ予約。
診てもらった結果、
イボは切除手術と生検が必要、ここじゃできないから紹介状書きますね。
口内炎らしきものは、ちょっと判断しかねるからこれも紹介先で診てもらって。
と紹介状を書いてもらう。
紹介先の病院へ
ドキドキしながら紹介先の病院へ。
このイボとただれたところが悪いものではありませんようにと祈りながら…。
そして診察の時間がやってきた。
女医さんで、私の話をしっかり聞いてくれたあと口の中を見て、
「このできものはたぶん良性の腫瘍ね、奥のただれたところも悪いものではなさそうね。でも切り取ったあと念のために検査をします。」と。
ホッとしました。
「悪いものじゃなさそう。」
この言葉にどれだけ安心したことか。
ただれていたところは、口内炎が何かの拍子に酷くなってしまい自然治癒できないでいたそうです。
塗り薬とうがい薬出すから使ってね、と。
思い返してみれば、体調を崩したから治らなかったのかなと。
そしてイボと呼んでいた腫瘍は、
先生「これだけ飛び出しちゃってると邪魔でしょ。今後悪いものに変化しても嫌だから切除の方向でいいかしら?」
私「お願いします。」
先生「奥のただれている部分が痛いでしょ、痛みが引いてから取る?それとも待たないで取る?」
私「痛いついでに早めにお願いします。」
先生「来週の午後なら私いるわよ。」
私「お願いします!」
といった感じでサクッと手術日が決定。
手術といっても、部分麻酔で30分から40分くらいのものだそうです。
説明を聞いたあと、同意書にサインをする。
腫瘍(繊維種、脂肪腫の疑い)、組織検査のところにチェックが入っていた。
おそらく悪性ではないだろうという事と、来週にすぐ切除手術をしてもらえるとの事で帰りの足取りが少し軽かったです。
手術当日、手術開始!
いくら簡単な手術とはいえ緊張する…。
夜勤の出勤前の夫に付き合ってもらう。
あっという間に順番が来て診察台へ。
椅子を倒して私はスタンバイ済み。
だけど、頭の後ろでガチャガチャと器具を準備している音が…。
そして「はい、切除手術始めますね~」と先生。
まず、口を引っ張って開けるためオイルを塗る。
結構たっぷりぬりぬり…。
そして口を開けた状態を保つマウスピース?を装着。
切除することろをマークして、
先生「では麻酔しますね~、なにかあったら手を挙げてください。」
腫瘍の周りを囲むように麻酔を打っていく。
プスッ、プスッ…3本目あたりから針が刺さる痛みを感じなくなっていた。
ただ、内頬から外に向かって刺すから頬を突き抜けていきそうな感覚でした。
先生「では切っていきますね。」
私「あい。」
先生「危ないので目は閉じててくださいね。」
私「あい。」
すみません、気になってキョロキョロしていました。
麻酔で全く感覚がないけど、なにやら引っ張ったりムニュムニュ触られているような感じ。
そしてガーゼでポンポン…出血しているのかな?
なんて思っていたら「はい、取れたので縫っていきますね。」
そして手早く縫われていく内頬。
「はい、終わりましたよ、口をすすいでください。」と言われマウスピースを外してもらう。
口をすすいでもほとんど出血していなかった。
「ありがとうございます。」
麻酔が効いていたので喋りにくい。
切除した腫瘍は組織検査へ
切除した腫瘍を見せてもらう。
小指の爪より少し小さいくらい。
先生が腫瘍をピンセットでつまもうとしているけど、腫瘍がピンセットの先に引っ付いてシャーレの中でプリプリと転がっていく。
先生「あらっ、あれっ、うまく取れない」
そしてフィルムケースのような入れ物に入れられて、ふわふわ漂いながら奥へ持っていかれた。
術後の説明
「痛み止めと化膿止め、胃薬を出しておきますね。
麻酔が切れたら痛むと思うので、もらったらすぐに飲んでくださいね。抜歯は1週間後です。」
薬を受け取ってその場で飲むも、麻酔が効いているので飲みにくい…。
帰宅
帰宅してすぐに寝落ちる。
しばらくしてズキズキとした痛みで目が覚める。
麻酔が切れたのか…。
さっき痛み止め飲んだはず…。
我慢できないほど痛くはないけど、ズキズキする痛み。
喋ると歯に内頬が当たって痛い。
喉が凄く乾いてお茶を飲もうとするが上手く飲めずにこぼす…。
手術後数時間の写真がこちら。
放射線状に縫ってある。
腫れてる…。
夕飯に義父が素麺を茹でてくれたけど、つゆ、絶対痛いよね?
でも食べたい!
そっか、右頬につゆが付かなきゃいいんだ。
首を最大限左に傾けて食べたら大丈夫でした~!
そして痛いだろう食べられないだろうと思って買っておいたゼリー達。
素麺は美味しかったけどカロリーがもう少し欲しくなり、右頬に付かないようにちゅるちゅる~。
また痛み止めを飲んで就寝。
朝方痛みで起きるも、思っていたより寝られて良かった。
手術翌日
地味に痛い。
我慢できなくはないけど、常にズキズキしている状態。
ただ、喋ると傷が内頬に当たって痛い!
これは地味ではなく、痛い。
私はそこそこ喋らなくてはいけない仕事に就いているので、休むことにしました。
ちゃんと内容は伝えてあったので、電話しても「はい、お大事にね」だけで済んだ。
昼過ぎくらいからだいぶ痛みが落ち着いてきた。
これは意外と早く治るかもと期待♪
手術翌々日
だいぶ痛みが引いてきたものの、娘の学校関係で出掛ける予定があったので痛み止めを飲んで外出。
人混み、暑さ、立ちっぱなしのせいか痛みが強くなってきた。
なんとか終わり娘と駅に向かうとサイゼリア発見!
とりあえず座りたくて入る。
あぁ、座れた~、喉が渇いた~とメロンソーダを飲んだ。
ちょっと調子に乗ってゴクゴク飲んでしまったら、さすがにまだダメでした。←当たり前
その後はリゾットがあったので、それをまた左頬に注ぐように食べました。
術後5日
腫れもなくなり、刺激物以外は普通に食べられるようになりました。
ただ、糸があるしまだ怖いので左頬のみで飲食しています。
腫れが引いたからなのか、糸が余ってきて邪魔に感じるように。
口を閉じていると噛んでいる状態…。
抜歯までの我慢。
腫れが引いてだいぶ綺麗になりました♪
あ、絵的には汚いですね、すみません。
抜糸
私の中で抜糸と聞くと出産の時の抜糸を思い出す。
出産後の抜糸は誰に聞いても痛かったと言う。
そのためかなりビビりながら病院へ。
結果、
ビビって損した。というくらい痛くなかったです。
そして気になっていた組織検査の結果。
「良性の線維腫でしたよ」と先生。
ホッとしました~!
先生に感謝を伝え帰路につきました。
このあと2回経過観察で病院に行き、卒業しました。
まとめ
病院に行くまでにグダグダと散々悩んでいましたが、もっと早く行っておけば良かったと後悔しています。
早く取ってしまえば内頬を繰り返し噛むという痛い思いをしなくて済んだ訳ですし。
それにもしこれが悪性だとしたら、私は間違いなく手遅れの状態だったはず。
病院苦手、ギリギリまで行きたくない。
なんて幼稚園児みたいな事を言っている場合ではないですね。