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こんにちは、ちゃーこです。
実は年末に、同居している義父が詐欺に遭ってしまいました。
ネットで調べた結果、海産物などを代引きで送り付ける「カニカニ詐欺」というものでは?という事がわかりました。
まさかこんなに身近で詐欺が出るとは…。
どうやって騙されてしまったのか。
その経緯をお伝えしようと思います。
少しでも高齢者の方が詐欺被害に遭わないための参考になれば幸いです。
Contents
手口
そもそもどうして?
どうやって詐欺に遭ってしまったのか?
きっかけ
きっかけは義父の携帯に直接かかってきた電話です。
「以前ご利用いただいた〇〇です。」
「あの時は大変ありがとうございます。」
とかかってきたそうです。
ちなみに我が家は毎年義父母が年末年始に、カニやらなんやらを折込チラシなどで注文している。
年末年始じゃなくても通販率がかなり高く、その多くが代引きです。
言葉巧みに誘われる
義父はかかってきた電話に対してこう思ったそうです。
「あ、前にホッケを注文した時の事かな?」と。
そしてそれを口にしてしまったら相手の思うつぼ。
「そうです、あの時は大変ありがとうございました。」
これで会話が成立。
そこからはもう相手の営業トーク。
「今、会社が潰れそうで助けて欲しい。」
「安くカニやエビを買う事ができる。」
と続いたそうだ。
助けたいという気持ちが芽生えてしまう
後から義父に話を聞くと、「会社が大変なら助けてあげたい。」と思ったそうです。
いや、そこオカシイ。
いきなり知らない人(番号)から電話がかかってきて、助けて欲しいって…。
有り得ないだろう…。
いくらなら出せる?
そして話が進むうちに相手が、
「いくらまでなら出せますか?」と聞いてきたらしい。
イヤマテ。
オカシイデショ。
商品を提示して、
「〇〇円と〇〇円の商品がありますが、どうされますか?」ならまだ分かる。
「いくらまで出せますか?」
って、完全にこちらの懐具合探ってるじゃないか!
そこで義父、
「5万円までなら。」と。
ひいぃ~!
※調べて分かった事ですが、カニカニ詐欺の詐欺額の相場(という表現でいいのかな)は、どうやら1万5千円~2万円くらい。
義父の場合、自分で詐欺額を上げてしまったのかもしれない…(T_T)
詐欺に気付いたのはいつ?
ここまでお話してきたのは詐欺だと気付き、義父の話を聞いてわかった事です。
では、いつ気付いたのかというと…。
2回目の商品が届いた後です。
そう、2回も引っ掛かってしまったのです~(T_T)
1回目
えっと…申し上げにくいのですが、誰も詐欺に気付きませんでした。
というのも義父が、
「近いうちに北海道からカニやらエビやらが届くから。来たら受け取っておいて。」と言った。
そして、代引きで商品が届く。
義父がお金を置いておいてくれなかったため、立て替えて払ってしまった。
ただ5万円という金額に、こんな高い海産物ってどんなの?
とは思いました。
そして届いた物は義父が帰って来てから片付けて、義父母の部屋の冷蔵庫にしまわれてしまったので、届いた直後の商品は見ていません。
その後義父が、
「この前届いたエビだぞ、カニだぞ。」
と料理してくれたので…、
みんな「美味しいねぇ~♪」って食べちゃったではないか~!
という訳で、全く気付くことなく胃袋へ(T_T)
2回目
最初の詐欺に誰も気付く事なくしばらく経ったころ…。
配達業者が来て、「着払いです。5万円です。」と。
その時私と旦那が家に居たのですが、
タイミングの悪い事に同時期に義母がカニやらなんやらを買ったらしく、それが着払いで届くという話を聞いていた。
そのため、義母が頼んだ商品が届いたのか…。
と夫婦で納得してお金を払ってしまった。
と、ここまではまだ詐欺と気付かず…(T_T)
というか、物が届くならお金置いとけ~!と思ったくらい。
義父母が帰ってきて気付く
届いた荷物は義父母が帰って来るまで玄関に放置。
そして…、
義父→頼んでない。
義母→私の頼んだ物じゃない。
ここで初めてオカシイ事に気付く。(遅っ)
入っていたもの
おかしいと思いつつも、中を見てみる。
一応海産物は入っていた。
がしかし。
北海道から北海道産が届くはずが、他県産ならまだしも、外国産が入っているではないか!
カニはロシア産。
輸入者って…。
しかもスーパーで買った方がマシと思えるような…。
そしてエビ。
アルゼンチン産…。
このイカに至っては、中国産な上に焼かれてるし!
鮭はロシア産。
マグロはスペイン産と長崎産。
やっと日本産があったけど、北海道から遠いなぁ。
アワビ…トコブシ?
ちっさいし韓国産だしw
カキは宮城産。
北海道に一番近い。
というわけで北海道はおろか、国産でもない物がたくさん届きました(T_T)
そして2回目に届いた商品の方が粗悪品感が強かったと義父は言っていました。
届いた商品の価値は?
粗悪品とはいえ、一応カニやらエビは入っていた。
がしかし、これらで5万円」?程遠い気がするが…。
義父が一度クレームを入れていた
実はこれも後でわかった事ですが、最初に商品が届いた後に義父は詐欺業者に電話をしていました。
それも、
「値段と商品の価値が合わない。」と。
そしてその時に、
「じゃ、またちゃんとした商品を送りますよ。」と言われ、
「要らない!」と断っていたそうです。
北海道の知人に聞いてみた
夫婦で共通の知人が北海道にいるので、届いた商品の写真と、商品に付いていた住所を送ってみた。
すると商品については、
「コレ、激安スーパーの商品だよ!ラベルでわかった!」
「う~ん、価値は全部で1~2万くらいかな?」と。
住所からは、
「こんな所に海産物を売ってる店なんてないね。雑居ビルがある地域だよ。」
「怪しい人(濁させていただきます)がやっているよ。」
という事がわかった。
クーリングオフは?
クーリングオフも考えてみましたがネットで調べた所、のらりくらりとかわされると知る。
そしてタイミングの悪い事に年末年始。
という事で、食べてしまいました(^^;)
食べてみての感想
もうここまで来たらヤケクソです(笑)
美味しくいただこうではないか!
年末年始は詐欺食材祭りでした(T_T)
年末は最初に届いた物で、マグロの中トロとホタテは美味しかったです(^^;)
エビも…まぁまぁw
年が明けて、おせちと詐欺食材。
おせちが終わったら、フライにしてみる…。
ん~、5万円と思わなければ普通に美味しかったです(笑)
まとめ
今回まさかの詐欺に引っ掛かってしまったわけですが、我が家の場合はちょっと気を付ければ2回目は避けられたかも。
しかし2回目が無ければ誰も詐欺に気付く事が無かったというのも恐ろしい話。
2回目のおかげで、みんなで注意しなきゃという話もしたし…。
義母いわく、高い授業料を払ったと思って教訓とする。
払ってしまった10万円は義父の小遣いを減らすそうです(^^;)
というわけで、私が立て替えた5万円は返ってきました。
私達より下の世代は、知らない番号からの電話には出ない事が多いし、ましてやそんな電話で何か買うなんてあり得ない。
しかし高齢者の方の助けてあげたいという善意の気持ちが利用されてしまいます。
お気を付けください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。